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災害時にはいろいろの立場でお互いに助け合わないと生活していけません。この助け合いを分けると自助、共助、公助があります。
・自助とは?
自分の命は自分で守ることを基本として、飲み物やトイレ、着るもの等用意しておき、災害時には備蓄していたものを活用して、自分で何とかする行動を自助といいます。災害時の対応の基本となります。
・共助とは?
隣近所、町内会などの小さなコミュニティ単位で防災訓練などを実施して、災害時に助け合いを行うことです。特に高齢者や身体の不自由な方と日常コミュニケーションをとっておき、いざとなった時は優先的に避難等の手伝いをすることが大切です。
・公助とは?
国、都道府県、市町村、消防署、自衛隊など行政機関が災害支援活動を実施することが公助です。大規模な災害時には公助が大変大きな支援になりますが、個人に公平に支援が行き届くことには限界があります。特に大規模災害になると、個人が飲料水をストックする日数は、以前は3日間といわれましたが、今では7日または10日といわれております。すなわち、公助が始まる日数が遅くなることも考えなければなりません。
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